コラム



コラム2                  2003年 10月 1日
*歯を悪くしない自身ありますか?

いつまでも自分の歯で何でもかむことができ、健康な歯を維持するにはどうしたらよいのでしょう。

1)自分の歯がどうなっているのか、どこをどういうふうに治療してあるのか、そして、それをどういうふうに手入れしなければいけないのか、知っていますか?そして、実行していますか?(歯医者さんで教わりました?)

2)タバコ吸っていませんか?

3)お酒はほどほどに、ちゃんと酔いを醒ましてからきちんと歯医者さんで言われたとおりに歯を磨いてから寝ていますか?

4)ストレスのない、心身ともに健康な生活を送っていますか?

5)規則正しい睡眠を十分に(7時間くらい)とっていますか?

6)半年に1回は歯医者さんで定期検診を受けていますか?

7)規則正しく食事をしていますか?バランスの取れた食事を、1口30回以上噛んで食べていますか?

この7項目が生まれてから死ぬまで完璧に実行できれば大丈夫。でも誰が実行できるのでしょう?

自信のない方はぜひ、半年に1回は、歯医者さんに行って定期健診と早めの治療を。



2003年 10月 1日
* 虫歯はできるだけ削らないほうがいいの?できるだけ早く削ったほうがいいの?

確かに、あわてて削ってしまわないほうが良い虫歯もあります。しかし、2〜3年以上歯科医院で検診を受けていなかったり、患者さんが自覚症状を感じてから発見された虫歯の場合は、早めに削って治療したほうが良いことが多いようです。

 「虫歯は削らなくても直る。」とか、「名医は、できるだけ歯を抜かない、削らない。」とか、「再石灰化で、虫歯は、削らなくても直る。」はたまた、「ダメな歯医者が歯を削って歯を悪くする。」などなど、歯医者嫌いの人にとってとても魅力的な宣伝文句が、新聞、雑誌、あるいはテレビのコマーシャルなどに見受けられます。確かに一理ありますが、多くの場合は、これに当てはまらないのです。とても一般の人が勘違いしやすい言い方だと思います。これらが当てはまるのは、C1程度の、それもごく初期の段階の虫歯で、なおかつ、いつも歯科医院で定期健診をうけていることがじょうけんになります。

 また、学校の歯科検診などでは、歯が汚れていたり、検診設備が不十分でよく見えなかったりで、「虫歯がない」といわれても信用できません。また、歯科医院で見ても、レントゲンで見ないとわからなかったり、歯医者の目が悪くて見つからなかったりすることもあるのです。自分の都合の良い宣伝文句にはくれぐれもご注意を。




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